江戸時代に建設された長屋門を守ろうと新潟県三条市の市民団体が保全活動を行っています。
三条市月岡の市道沿いにある「道心坂の長屋門」。今から180年ほど前に現在の見附市に建てられたもので、1973年ころに今の場所に移築されましたが、老朽化が進み、屋根の一部が崩れてしまっていました。
歴史的価値のある建物を守り、国の登録有形文化財の指定を目指そうと市民団体が立ち上がり、28日、雪が降るのを前に屋根にブルーシートをかけて損傷が拡大しないよう保護しました。
【ノジコの会 宗村里士会長】
「(修復後に)中をリフォーム、リノベーションして大勢の皆さんから活用していただけるような憩いや道心坂の歴史とか文化を紹介する建物にしたい」
市民団体は、来年4月に修復工事を予定していて、現在、資金を募っているということです。