「ノジコの会」とは

平成12年(2000年)、旧三条市がまちづくりの基本である「第4次振興整備計画」(まちづくり総合計画)の策定にあたって、市民の意見を聞きながら計画をつくりあげていこうとして立ち上げた「市民ワーク・Work・さんじょう」の中の「都市環境部会」の有志が同年11月に立ち上げたものです。

当初は、「緑豊かな潤いのある街づくり」を目指して市内各地でさまざまな活動をしていましたが、翌13年(2001年)に地元月岡集落の地権者から、荒れているオオヤマザクラ並木の保全・管理の話が寄せられ、平成14年(2002年)から本格的に道心坂林道(一周約4キロ)のオオヤマザクラ再生保全活動をはじめました。

現在、29名のボランティア会員 (2021.6.1現在) と、本会を支援してくださるグループなどの協力を得て、毎月1回の下草刈り・ツル切り・植樹などを行っています。

私たちは、これまで先人がつくり、育て、守ってきた、文化や歴史、自然を大切にし、そこに新たな価値を付加して次の世代に引き継ぎたいと考えています。

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「ノジコ」とは

ノジコ(野路子)は全長14-15㎝。全体が黄色味のある緑色に見える、ホオジロの仲間です。

頭・顔は灰緑色で、目の周りに細い白輪があります。背や翼上面は褐色で濃い縦斑があり、腹など下面は黄色味がかっています。

渡り鳥で、冬になると中国南東部・台湾・フィリピンへ南下し、夏季に本州中部から北部の山地の林や林縁で生息・繁殖しています(特に新潟県南部の中山間地において高密度で繁殖するといった報告があります)。

日本でのみ子育てをしている貴重な種で、準絶滅危惧種に指定されています。

新潟県内で見られますが、個体数も少ないうえ、体の大きさが小さく、またやぶ環境を好むのでなかなかみつけることが容易でない鳥です。

「こんな貴重な鳥が三条市内の随所でみられるような街にしたいね」といって会の名前にしました。

「オオヤマザクラ」とは

北海道、中部以北の本州及び四国(石鎚山周辺のみ)に分布するバラ科の落葉樹。日本を代表するサクラである「ヤマザクラ」の野生品種で、花の色が濃く、葉がより大きいことが特徴です。

オオヤマザクラの開花は、葉の展開と同時あるいはその直前で、道心坂においては4月上旬頃が見ごろです。花は別名「ベニヤマザクラ」のとおり赤紫色を帯び、直径3~4.5センチほどと「ヤマザクラ」よりも大きいです。

道心坂林道のオオヤマザクラ並木は、故川俣芳衛さんが六日町温泉に泊まったとき咲いていたこの花の、あまりの美しさにとりこになって、三条の地に咲かせて訪れる人から心ときめく時間ときをあじわってもらおうと思い、取り組んだのがはじまりです。

私たちはこの先人の想いを大切にし、新たな取り組みを模索しながら、その意思を引き継いで取り組んでいます。