長屋門が「三条市文化遺産」としてリストに登録されることになりました!

今日は、三条東公民館において「三条市文化財保護審議会」が開かれました。

議題が7件あり、当会に関することでは(6)『三条市文化遺産リスト』について、(7)川俣家住宅長屋門の保存・活用について、の2件でした。

審議の結果、当会が取り組んでいる「長屋門」に関して、正式に「三条市の文化遺産」としてリストに追加登録されることに決定しました!

この議題については平山育男委員から資料に基づいて提案がされたもので、平山委員からは、長屋門としては非常に規模が大きいものであること、出自が明らかであることなどから「文化遺産」として相応しい建物であるとされ、審議の結果、「三条市文化遺産リスト」に追加することになったものです。

また、この建物を国の登録有形文化財にすることに関して、「長屋門の保存・活用計画」について、あらかじめ審議会の意見を聞くこととしていましたが、今日の会議では別案件の審議で会議時間が大幅にずれ込んでしまい、この議題が最後の案件だったため委員一人ひとりの意見を聞くことがかなわず、事務局である市生涯学習課の説明を聞くにとどまりました。

しかし、会議終了後、何人かの委員さんから「すごい建物だ。今度ゆっくり話を聞かせてほしい」「ノジコの会さんがほんとうにがんばっている」「民間の人たちがこういった建物をしっかりと保存管理を行っていることに敬服します」「思った以上に寄附が集まりましたね」などと好意的な意見をいただきました。

今後、三条市から国への「国の登録有形文化財」候補物件の情報提供、意見具申などが行われることになると考えていますので、今後の動向を注視していきたいと思います。

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